亀岡まつぐ農園 の日記
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日本中世史講座
2023.06.15
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「文にもあらず、武にもあらず、能もなく、又芸もなし」、これは平治物語が語るある公卿評です。歴史とは勝者の歴史とすれば、致し方ないのかもしれません。ある公卿とは、平治の乱(1159年)で敗れた権中納言藤原信頼のことです。実際はこの逆で能吏だったのかもしれません。しかし、酷い言い方をするものですね。昨日は、花園大学文学部の生駒孝臣先生による日本中世史講座を受講するために京都新聞文化センターまで行ってきました。4月から始まったこの講座も、昨日で最終回。私にとって実りある学習の機会でした。
